通勤・出張用リュックを購入したときの考察
通勤と出張と軽い旅行に使えるように新しいリュックを探していたときの考察ログです。
なにを買うにもやたらと時間をかけて悩むので、急にものが欲しくなったときにはとても困ります。
今回は特に緊急でもないので、じっくり悩みました。
私みたいに普段から荷物が多くて、(会社にもよりますが)通勤に使えるリュックを探している方の参考になればと思います。
今回の選定基準
- リュック
- 完全防水が望ましいが、ある程度の防水機能がある
- 仕事でも使いたいので色はブラック、もしくはグレー系
- 参考書や手帳、MBP15 に弁当、水筒 x 2と荷物がいつも多いので大きめ
- 服装に合わないので、アウトドア系じゃないもの
これまでは、ボストンバッグやダレスバッグに大量の荷物を入れて手提げで持ったり、肩掛けしていました。
その結果、重心が不安定なので元々痛めていた膝の具合が悪化して、歩くときに関節が鳴ったり痛みが出るようになってしまいました。
ということで、膝に極力負担がかからないようにバランスを良くしたかったので、リュックを選びました。
ここ数年はプライベートでは HERZ さんのラックスリュックかスポーツリュックを背負っていることが多いので、リュックが気に入っているというのもあります。
防水については、一度浸水する悲しい事故が起きたのでその備えです。ゲリラ豪雨怖い。
荷物多いのはあれですね、習性です。昔からやたらと荷物が多いです。
なんかいろいろ持ち歩きたくなるんですよ。
手ぶらで外出とか不安で仕方ない。この気持ちが分かる人とは仲良くなれます。
あと今の仕事用のダレスバッグも大きい方ですが、MBP15をインナーケースに入れるとギリギリ閉まらないので、カバンが 2 つになってしまうのをなんとかしたいというのもあります。
アウトドアブランドのものは、性能は良いし、体への負担も少ないから機能的にはすばらしいのですが、シャツやジャケットを着ることの多い私には合わないので除外しました。
あと、以下に挙げる製品はどれも実物を見ていません。
画像検索とブログや Youtube のレビューを駆使して検討しています。
なので、それぞれ勘違いしている部分があるかもしれませんがご了承下さい。
田舎なので置いてある店がないんです。
ということで、購入に至るまでに目を付けたのが以下のリュックたちです。
- Ortlieb / Velocity
- Ortlieb / Messenger Bag
- Incase / City Compact Backpac
- Cote&Ciel / Nile
- Misson Workshop / VX Fitzroy AP Series
- Misson Workshop / Vandal
Ortlieb / Velocity と Messenger Bag
まずは防水ということで真っ先に見つけたのがこれです。
防水機能は完璧。浮き輪にしないでくださいと注意書きがあるほどの防水性能だとか。
収納スペースはメインの大きな部分がひとつ。
フラップがロールトップになっているため、毎回ここを開けることになります。
ちょっと使い勝手がよくなさそう。
ロールトップ自体は好きなんですけどね。カラーも豊富だし。
Velocity は普段使いには良さそうなサイズで、大きさも大きすぎなくていいですね。
今回の用途だと Velocity では容量が足りないのでメッセンジャーバッグの方になりますが、これがわりとでかい。
自転車通勤とかであれば文句なしの性能なんですけど、残念ながら車通勤です。
あとはデザインがいかにもメッセンジャーという感じなので、私には似合わないかも、というのが気になりました。
Incase / City Compact Backpac
PC をちゃんと保護できる、デザインがシンプル、背負い心地も良さそう。
PC を入れるポケットは背中側にあるので、荷物がクッションになって PC を守ってくれそう。
防水については不明ですが、撥水くらいはしそうな感じがしました。
Incase の別のリュックでは容量が大きなものがあまり見つからなかったのと、あってもデザインが好みじゃなかったです。
Cote&Ciel / Nile
Mac用のおしゃれカバンを作ってるブランドみたいですね。
NileはIncaseのものと同じで、背中側にPCを入れるポケットがあります。
メイン収納とPC収納の口は分かれていて、メイン収納を開ける場合には肩口に付いている 2 つのバックルを外す必要があります。
外さなくても開けられるみたいですが、大きく開かないので使い辛そうという印象があります。
見た目は好きなんですけどね。
あと、ブラックのモデルだけ他のカラーと仕様が異なっています。
- 止水ジップが使われている
- メイン収納の入り口付近になぞのフードが仕込んである
止水ジップなのは安心なのでいいですね。
あとフードは、雨が降ったら被ってね!というアピールがされてます。
残念ながら、どこからみても不審者ですという風貌になります。
初見でデザインも気に入ったのですが、画像検索すると写真によってだいぶ見た目が違っているので、思っている見た目と同じかどうかが気になってやめました。
実物を見れないとこの辺は怖いです。
形状としては袋型なので、入れるものとか入れ方に気を付けないと変な形になりそうです。
あとやたら高い。機能面では値段に見合っていない印象があります。
この辺はデザイナーブランドだから仕方ないかな。
Mission Workshop / VX Fitzroy AP Series
Mission Workshopはメッセンジャー向けのブランドです。
素材から製造までMade in USAにこだわっているブランドなので、品質が安定しているみたいです。そして、その分お高いです。
このブランドのモデルはどれも好きですね。メッセンジャーバッグもかっこ良くて使いやすそうなので欲しくなりました。
リュックであることに拘りがない人は一度見てみる価値があると思います。
雨天でも走り回るメッセンジャー向けのブランドなので、防水性能も十分、容量も十分。
色もブラック、グレーがメイン。
そしてデモムービーが無駄にかっこいい。
私は自転車に乗りませんが、見ていると乗りたくなる、そんなムービーです。
FitzroyとVandalを最初に見た時点で、どっちかだなー、となってしまいました。
Fitzroyはまず見た目が好みです。
収納も小物を入れるところから PC を入れるところまで、使用時に入れるものがイメージできる良い配置です。
AP モデルの特徴としては、こんな感じです。(通常モデル比)
- 裏地がホワイト系になっているので中身が探しやすい。
- ナイロン生地が違う。より丈夫で軽い素材。
- フラップを固定するバックルがオリジナル。
- 通常モデルに対して価格が 1 万ほど高い
素材については、大きいリュックは相応に重くなるので軽いのはいいですね。
普段、革のリュックばっかり背負っているので気にならない気もしますが。
バックルは、がっちり固定する普通のバックルではないですが、カチカチ音がでないので静かな場所でも気にならず、使い勝手が良さそうでした。
Mission Workshop / Vandal
次に Vandal。
こちらも見た目が好みだし、バックルがアクセントになっていて良い。
そしてなんといっても拡張性。
29リットルから64リットルに増えるとか面白い。
これは一部の男性には堪らない良いギミックです。
実際使うのかと言われると、わからん、という感じではありますが。
私は変形するとワクワクします。
Vandal の拡張はビジネスバッグによくある全体のマチが広がる感じではなく、リュックの上側が広がって逆三角形のような形になります。
入れるもの次第かもしれませんが、重心がどうなるのかは少し気になるところです。
しかし、ここで問題があります。
このリュックはどちらもでかいのです。
できれば実物をみたいけど、見に行く費用で予算がなくなってしまう、ということで悩みました。
いろいろ調べても、外人が背負うとかっこいいのですが、日本人が背負うとどうなるんだというのが問題でした。
しかもあんまりレビューしている人がいない。
こういう場合、日本人は身長の問題もありますが、ガタイがあまり大きくならないというのも問題なので、カバンがやたら大きく見えないか?というのがイメージし辛いです。
検索すると出てくるには出てくるのですが、Cote&Ciel のときと同じで画像によってだいぶ印象が違う。
最終的に
結局、第1印象はFitzroyで、その後Vandalに傾き、決めかけたところでFitzroyに決めました。
決め手になったのは使い勝手です。
「Vandalは取り出しやすい位置に財布を入れられない」という点が妥協できませんでした。
長財布を使っているのでVandalの外側のポケットに入るかどうか怪しいんですよ。
あと、Vandalはすべての収納スペースがリュックの底まで続いているので、細かいものを入れにくそうなのが気になりました。
ということでFitzroyを購入したので、またレビューします。
※2016/04/08 追記
書きました。
Mission Workshop VX Fitzroy AP Seriesを買ったよ
おしまい。
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コメント一覧
Fitzriy レビューお願いします!
コメントありがとうございます。
現在作成中ですので、もう少々お待ち下さい!