[C# WPF] コードビハインドからListBoxの要素を複数選択する
2019年4月18日
たまに使うと忘れているので書いておきます。
何も考えずにListBox.SelectedItemを更新してしまうと既に選択してあった項目の選択状態も解除されてしまいます。
もくじ
スポンサーリンク
サンプルコード
例えば、XAMLで以下のようにListBoxを宣言しているとします。
<ListBox x:Name="xListBox" SelectionMode="Multiple"> <ListBoxItem Content="aaa" IsSelected="True"/> <ListBoxItem Content="bbb"/> <ListBoxItem Content="ccc"/> <ListBoxItem Content="ddd"/> <ListBoxItem Content="eee"/> </ListBox>
この場合、コードビハインドでは以下の方法で複数選択ができます。
// その1 xListBox.SelectedItems.Add(xListBox.Items[2]); // その2 var item = xListBox.Items[3] as ListBoxItem; item.IsSelected = true; // その3 // ListBoxの要素がDependencyObjectの場合にはこちらも使えます. // ListBoxItemはDependencyObjectです. Selector.SetIsSelected((DependencyObject)xListBox.Items[4], true);
また、以下のようにListBox.ItemsSourceにDependencyObject以外のオブジェクトのリストを設定している場合には、上記の「その1」の方法で設定します。
xListBox.ItemsSource = new List<string> { "aaa", "bbb", "ccc" }; // OK xListBox.SelectedItems.Add(xListBox.Items[0]); // NG (自動的にListBoxItemにはならないので、asはnullを返す) var item = xListBox.Items[1] as ListBoxItem; // NG (stringはDependencyObjectではないので、castに失敗する) Selector.SetIsSelected((DependencyObject)xListBox.Items[2], true);
おしまい。
スポンサーリンク
関連記事
Unity5でAndroidの共有ライブラリと文字列のやり取りをする
前回の Unity5でAndroidの共有ライブラリを使うでは、Unity から ...
[C# WPF] ファイルドラッグ&ドロップ中のマウスカーソル更新
マウスオーバーしている領域によって受け付けるファイルを変えたい。 ついでにドラッ ...
[C# WPF] エクスプローラからのファイルドラッグ&ドロップ
ファイルをドラッグ&ドロップする処理を実装したい。 という要望が私の中にあったの ...
[C# WPF] なんとかしてWPFの描画を速くしたい「DrawRectangleでのPenの有無」
最近WPFのパフォーマンスチューニングに勤しんでいます。 300,000個ほどの ...
[C# WPF] ListBoxからLIstBoxItemを取得する
ListBoxからListBoxItemを取る方法を聞かれて、サンプルを作ったの ...
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません